社会保険労務士試験を受験される方、または受験を予定されている方へ。
ここでは、社会保険労務士試験の内容・科目・範囲について紹介します。
社会保険労務士試験の内容は、択一式試験と選択式試験の2つに分かれており、全部で10科目が出題されます。
各科目ごとに合格点が設定されています。
そのため、社会保険労務士試験の内容は、幅広い知識をバランスよく学習することが大切です。
社会保険労務士試験は、2種類の問題で構成されています。
1つは多肢選択式で、もう1つは多肢選択式多答式です。
試験当日は、午前中に選択式試験、午後に択一式試験が行われます。
多肢選択式試験は、問題文が要求する条件（正誤）を満たすものを5つの選択肢の中から選びます。
また、あらかじめ用意された選択肢の中から正解を選ぶ「組み合わせ問題」や、正解・不正解の数を答える「数問題」などがあります。
それでは、試験科目を見ていきましょう。
まず、科目は全部で8つあり、1科目につき1問出題されます。
各問題には5つの空欄があり、空欄1つにつき1点、合計5点満点です。
次に、選択問題が1科目あたり10問、7科目で合計70問出題されます。
1問1点なので、択一式問題の合計点は70点です。
社会保険労務士試験は、全科目の徹底的な学習が必要な、バランスのとれた試験です。
「合格基準」は、全受験者の総合成績により、毎年変動します。
そのため、経験豊富な講師でも、その年の合格基準を予測することは困難です。
社会保険労務士試験の勉強を始める際には、とりあえず「7割合格」を目標に勉強してください。
正直なところ、独学で「社会保険労務士」に合格するのはかなり難しいです。
社会保険労務士試験は、会社員にとって身近な科目の勉強とはいえ、法律に関する専門的な知識の勉強になります。
大学の法学部出身者を除けば、ほとんどの人が法律の勉強をしたことがないはずです。
今まで勉強したことのないものに独学で臨むのは、羅針盤を持たずに荒波に飛び込むようなものです。
また、CSLの試験には最新の法改正が出題されることがあるので、常に最新の法改正を把握しておく必要があります。
未経験の法律の勉強だけでなく、あまり馴染みのない法律の改正情報も集めなければなりません。
これらの作業をすべて自分で行わなければならないことを考えると、CSL試験において独学は非常に高いハードルであると言えます。
予備校は、これらの作業をすべて代行し、勉強に集中できるようにするために存在するのです。
法改正への対応」「過去問の分析・復習による出題傾向の把握」など、予備校をフル活用してください。
社会保険労務士試験の一発合格、短期合格のために、予備校を上手に活用してください。
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