自動車業界においても、新型コロナウイルス感染症の影響は非常に大きくなっています。
この影響がどのように車の市場に変化をもたらしたか、2020年から順に見てみましょう。
2020年の時点では、新車・中古車の両方が販売台数に大きな影響を受けました。
販売台数は、下取り価格や買取価格にも大きく関わってくるため、非常に重要なポイントです。
特に2020年は、新車の販売が大きく減少しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、国内の自動車メーカーは新車の売れ行きに悩むこととなりました。
具体的には、三菱は販売台数が60%減少し、スズキや日産も40%減少するなど、大きな落ち込みが見受けられました。
新車の販売が激減した背景には、外出自粛の要請や、いつ感染が終息するのか分からない状況において、車を買い換えることに対する懸念がありました。
多くの人々が新しい車を購入することを控え、需要が大幅に減少したのです。
また、中古車市場においても、同様の影響が見られました。
需要の落ち込みにより、中古車の販売価格も下落しました。
買い手側にとっては好機となるかもしれませんが、販売業者側にとっては厳しい状況となったのです。
以上のように、新型コロナウイルス感染症は自動車業界にも大きな影響を与えました。
需要の減少により新車・中古車の販売台数が落ち込み、販売価格も下がるなど、業界全体が困難な状況に立たされているのが現状です。
コロナ感染拡大で車の下取り相場に影響があった2020年